DIY デスク編

久方ぶりのDIYです。前々から「これ以上物が置けない机周りを何とかしないと」と思いながら、狭い我が家、我が部屋でスキッ!と収まってスペースを有効に使えるような机がなかなか見あたらなかったんです。特にこれから暑くなる季節、机の下で常時稼働しているPCが2台と、机の上のノートPCが1台から出てくる熱で部屋がサウナ状態になるので、まだ涼しいうちに何とかしたかった。足下にはコード類が蜷局を巻いており掃除も出来ないので埃が溜まる一方。そんなわけで、足下はもちろん卓上にも「なにも置かない机」をコンセプトに作ってみました。

用意した材料はSPF2x4 6Fが18本と、天板に400x1800x15tの集成材が2枚。65mmのねじ釘(コーススレッド)はウッドデッキを作ったときの物がまだ余ってた。

とりあえず背面から。壁側からねじ釘を打ちたかったので、この状態になるまでは別の場所で作成。それにしても、抜き差しできない光ファイバとMC、そして常時稼働させているサーバが邪魔だった。

手前へ継ぎ足す様に組み立てていく。上の棚にパソコンを数台置くつもりなので、強度重視で2x4材を4本立てて天板はなし。但し、上の写真で見てわかるようにに壁側は寝かせてある。これはメインテーブルの周りもそうなのだけど、アームなどのクランプをはさめるようにするため。(しかし後で気づいたんだけど、壁との隙間は5cm程しかないから、物によってはクランプがそこに入らないかもしれない(^^;)

机らしくなってきました。上棚の奥にコンセントを設置。すぐ上に分電盤がありブレーカーを一つ増やして配線しました。この部屋のコンセントが足らなくなるのは判っていたので、新築時にこの場所へ分電盤を置くように指定してたが、漸く実って良かったよ。

後、左側中央の通し脚と手前の脚を結んである木は後で取り替えることになる。

天板を置いたらほぼ完成!!。両端の通し脚の部分は切り欠きました。手前側の板は角をL字に落とせばいいだけだったけど、奥側の脚の部分はコの字に切り抜くため一苦労。ジグソーがあれば楽なんだろうけど、んなもん持ってねぇ。

ちなみにこの天板はただ置いただけで釘打ちはしてない。奥側はコの字に切り欠いたのでずれる心配はないし、手前は今まで使ってた机を窓側にぴったり置いてずれないようにしている。おまけにアームスタンドのクランプで一カ所挟んでいる。

これまでの机が幅1200mm、奥行き600mmだったのが、この時点で幅1450mm、奥行き800mmになった。何も置いていないから写真じゃわかりにくいけど、かなり広いです。

天板が37cm2枚余ったのと、実際座ってみて左側にスペースが欲しくなったので、天板のあまり1枚を使って折りたたみが可能なサイドスペースを作った。ここを広げた状態にすると、ドアにあたってしまうのだが、ノートPCや参考資料を臨時に置くにはちょうど良いスペースになった。脚に直接金具を取り付ければ簡単だったのだけど、その分出っ張りが大きくなるので、上で書いたように一部改修して折りたたみ時もスッキリです。

SPF2x2と1x6の6Fをそれぞれ1本ずつ買ってきて小棚を設置。CPU/USB切替器がすぐ操作できて、イーサネットハブや光MCなども含めLEDがすぐ確認できる様にした。コンセプト「なにも置かない机」とは、「卓上にある必要のない物は置かないようにしつつ、それらの操作や視認性を確保する」というつもり。あと、モニタはスタンド置きなんだけど、24インチWUXGAなモニタをもう一面買えたら、壁掛け状態にしてさらにスッキリしたいなと思ってます。そしてなにより足下もスッキリした。今まで足を伸ばすと埃まみれのコード類が引っ掛かる状態だったが、そういうこともなくなって気分的にもいい。

24インチモニタ(左側)やMSのナチュラルエルゴノミックキーボードが小さく見える(^^)
一応24インチモニタをちょうど4面おけるスペースを確保。確保しただけで、なかなか4面は買わないだろうなぁ。まぁDELLの2408の値段が6万円ぐらいまで下がったらせめて1面は欲しいのだけど。

無骨な机だけど、奥行き800mm横幅1450mm、サイドテーブルを広げたら1800mm超!! になってお気に入りの一品になりました。