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経口補給水を1Lあたり20円で自作する

涼しくなってきてそろそろ自転車のシーズンなのだが左膝を痛めてしまった。まっすぐ歩いたり階段の昇降には問題ないが、左足を軸に少しでも方向転換(90度どころか45度程度)したり捻っただけで痛みが出る。昨年の同じ時期に右股関節を痛めたときは時電車を漕ぐ分には全く問題なく、逆に自転車による運動で治りが早まった感じがあったが、膝となると時電車でもヤバそう。おまけにビンディングペダルなので捻らないと外れないし、左足は停車時などで外す方になるし...。 痛みのピークは過ぎたようだけれど、あと1週間ぐらい負荷をかけないのは当然だが、変に捻ってしまわないように気をつけないと。

妙な前置きになってしまったが、昨年に自転車を乗り出してから作り始めた自家製スポーツドリンク。黒砂糖系の砂糖とお塩、クエン酸を適量混ぜたものだったが、この夏は蒸し暑くジョギング後のガバ飲みも含めて毎日2Lぐらいは飲んでいた感じだった。が、そうなると糖分の取り過ぎとか一応気になってきたので、経口補給水OS-1の成分表を参考に自作してみました。

OS-1・栄養成分表示
経口補給水OS-1 基本情報より

成分表の下から2段目にブドウ糖とあるが、これは「炭水化物2.5gの内ブドウ糖1.8g」とみていいんだろう。で、残りの炭水化物0.7g(2.5-1.8)はショ糖(砂糖)ということでいいな。

砂糖については他のミネラル成分も期待してAmazonからきび砂糖を使用している。

>きび砂糖きび砂糖成分表示

ブドウ糖はそっくりそのままブドウ糖。まとめ買いをすると1kgあたり300円強でかえる。ブドウ糖(グルコース)3kg×3袋

ブドウ糖

塩はカリウム分のために減塩塩を使用。減塩塩と言っても商品によって成分がまちまち、減塩分を塩化カリウムで補っている減塩習慣(大正製薬)にして、このままだとナトリウムに対してカリウム過多になるから普通の食塩も使用する。

大正製薬 減塩習慣減塩習慣成分表

1Lに必要な量は、きび砂糖7g、ブドウ糖18g、減塩塩3g、食塩1.5g。OS-1も1L換算して比較すると以下のようになる。

成分 OS-1
1L換算
自作
補給水
炭水化物 25g 25g
(内ブドウ糖) 18g 18g
食塩相当量 2.92g 2.94g
カリウム 780mg 786mg
マグネシウム 24mg 約1mg
リン 62mg 0.02mg以下

きび砂糖に含まれているマグネシウムやリンでは、OS-1に比べて非常微量にしかならない。うーん、草花肥料の溶成リン肥ならあるんだけれど(^^;

マグネシウムとリンは諦めるが、その代わりにクエン酸ビタミンCを2gずつ加えて、さらにブドウ糖18gの内半分の9gをマルトデキストリン(粉飴)にして、糖分の吸収に時間差がつくようにしてみたり。

他のアミノ酸(BCAA、アルギニン、シトルリンなど)とかも気になるがかなり高価になってしまう。

きび砂糖、ブドウ糖、減塩塩、食塩にクエン酸とビタミンCを加えるところまでなら1Lあたり20円もかからずに作れます。

自家製経口補給水

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